「なんだらう」 野口る理

「なんだらう」 野口る理

秋園に光満つるやなんだらう
いつかの秋、東京タワーなき東京
贋物も愛され続く蔦の街
菓子の名を異国の霧と思ひけり
あの赤き実は珊瑚樹の実でいいか
天使等に片目つむるといふ夜学
ジミ・ヘンドリクス干柿知らずに死す