2012年3月1日2012年3月1日 「木蓮」 江渡華子 会ひに行くまでふらここを漕ぐなかれ 春の夢覚めると海を見たくなる 春の雪あかるき無人駅ホーム 校庭の薄氷踏むために走る 如月のエレベーターの鏡かな 婚約の終はり木蓮見上げたる 蜂も水しづかに吸ひし夜明けかな