旅はゆりかご人は雫になる途中
2008年5月、「海程」全国大会in高野山。仕事の休暇を取り、日本滞在計4泊5日――大会での週末2泊とその前後アプローチのための大阪での2泊――の旅程を組んだ。 純粋に俳句のためだけにする日本への旅。こんな夢が現実になった理由は、その年の「海程」新人賞受賞というこれもまた夢のようなこと。
そしてここ霊山・高野山で、入会4年目にして兜太師との初対面が叶う。師は思った通りの方だった。鋭く深く暖かい。そしてその師の元に集う方々との出会い。初対面なのに懐かしい。 何かとてつもなく多くのことが報われた気がした。今日はこの日本滞在中に作った句の中からの一句。
その後、2009年の「豆の木賞」、2010年の「現代俳句新人賞」、2011年の「日系文芸祭海外日系新聞放送協会会長賞」受賞の幸運に恵まれる。ふと気づいてみると、インターネットで出会った俳句は、ぽぽなを日本での句会参加という大きな旅へと、そしてその度に素晴らしい出会いへと導いてくれていた。そのひとつひとつが光。ありがとう。