2015年11月1日

恋である剥けばカクカクとして柿は

スーパーの店員さんとか面識の無い人が私を呼びとめるとき、たいてい「奥さん」だ。「勝手に決めつけんとってや・・・」と、心の中でむっとして笑顔で振り返る。何とかならんかなあ、とそのたび思う。念のため辞典を引いてみると「奥方・奥様は身分が高い者の妻。のち、一般化してくる。」と、ある。
部屋の修理に入っている大工さんに至っては、あらかじめ独身だと言っているのにもかかわらず「奥さーん、ちょっと」と、奥の方から呼ぶ。