2016年4月17日

尖塔の金の天使や春の雲

2月13日(火)。早起きして、モンパルナス駅からTGVに乗る。目的地は、モン・サン・ミッシェル。レンヌという街でバスに乗り換える。ロカ岬の時と同じでお客は日本人ばかり。酪農地帯を走るうちに眠ってしまう。気がつけば、干潟の中の一本道を走っていて目の前にモン・サン・ミッシェル。だんだん近づいてくるところが見たかったのに。
ここの名物はオムレツだが、私は牡蠣が食べたくなってオムレツはパスした。石畳の坂の両側に、お土産屋、レストラン、ホテルがぎっしり建ち並んでいる。まるで金比羅さんのよう。登るうちに、修道院が姿を現す。城壁まで登ると、今度は干潟が見える。すっかり春景色。
今日の俳句も、15年前の作。