2012年5月11日

華燭あげ理想の上司・部下と讃ふ

赤い新撰 編集日記①

詩客」では、好評であった御中虫の赤い新撰「このあたしをさしおいた100句」の第10回(最終回)が載り、終了する。来週から「赤い新撰・本編」が掲載され、新しいシリーズに入る。『俳コレ』を悪口雑言で評した赤い新撰は、実は「赤い新撰・本編」(御中虫100句選及び小論)を始めるための予告編だった、ということである。そもそも御中虫の「このあたしをさしおいた100句」は自分をさしおいたことへの怒りの告発文なのであるから、その結論は「あたしを入れろ!」となって当然である。気の弱い編集人がこれに応諾して、その通りの進捗となってしまったのである。これが大事件だったか小事件だったかはさておき、私にとっては十分事件というに価した。と言うことで、私のこの3ヶ月間の悪戦苦闘の編集日記を遡って以下公開することにする。

*    *

御中虫との出会いは12月23日。『俳コレ』パーティで話をする。詩歌梁山泊のパーティでも会っているはずなのだが、直接中身のある話をしたのはこの日が初めてだった。それで、・・・メールアドレスを聞くのだが教えてくれない。じゃあ、私の名刺を渡すから連絡するようにと言う。迷惑そう。後日、御中虫のブログを読むとこんなことを書いていた(私に対してじゃないが)、「名刺を寄こす奴の大半は、クソなのよぉおおおおおおーーーーーーー!!!!」。

27日、御中虫がメールアドレスを送ってくる。