2012年6月7日

かなぶんぶんガイドブックに線あまた

この原稿がUPされているころ、僕はロンドンにいる。11日までの記事はロンドンから送稿されることになる。

ヨーロッパ留学の醍醐味の一つは、なんといっても旅行だろう。各国の留学生たちは一生の思い出だと思って、競うように旅行している。日本からだとかなり高い航空券も、ストックホルム発なら、許せる値段まで下がる。一番驚いたのは、ストックホルムからポーランドのグダンスク空港まで、8クローナ(86円)というチケットが存在したこと。もはや飛行機の安全性を疑うレベルである。格安航空会社の広告はよく見るが、中でもライアン・エアー社の料金は破格である。

5か月の間にフィンランド・エストニア・ラトビア・オランダ・スウェーデンのゴットランド島に旅行したが、いずれもグループ旅行だった。今回は原稿を書くためもあり、一人旅である。自分はどういう旅をするべきか、なんのために旅をするのか、そういうことばかり考えている。