2013年1月14日

二十歳(はたち)とは晴れて見られていて寒くて

成人式の走りだったか、私も公会堂での式典に行ったのでした。そうか、あれが青春の一齣というものであったか。帰りには雪が少し降っていたような。

海のものとも山のものとも、何処でどういう人生を送るのかも、さっぱり見当がつかなかったから一所懸命だったけれど、おどおどきょろきょろしてたかもしれない。

今の私は、おどおどきょろきょろが何よりも嫌いだ。痛々しくて嫌だ。痛いのが分かるから切なくて嫌なのだろう。

此処に住んで、今日、今、こういうことをしていて、よく考えると夢の中みたい。父に早く死なれたこと以外では、特別に酷い経験はしたことがないかもしれない。挫折を一度はしないことには一人前ではないのかもしれないが、これから酷いのを経験するのかしら。