2013年3月2日

「三十年戦争」の印字太しや鳥雲に

昔から、いわゆる「世界史」が好きだ。正確には、所与のものとして厳然と存在し続けてきたシステムが外的・内的要因によって揺らぎ、変容してゆくそのダイナミズムにすごく興奮する。

もう1000年以上も続くキリスト教世界とイスラーム世界との相克、清朝と現在の中国共産党政権との連続性、そして(掲句で挙げた)三十年戦争を経て確立した主権国家体制の変容などなど、個々の歴史的現象をより大きな潮流として俯瞰すると、ぐっと真実に近づけた、ような気がしておもしろい。

ところで、歴史教科書の暗記すべき重要事項=太字は、いったいだれが(なにが?)決めているのだろうか。