小学生時代、一番好きだったのが理科(中学で挫折)。理由は簡単。当時の公立にしては珍しく、理科専門の教師がいて、内容はほぼ実験。凝固の実験でら試験管キャンディーを作り、水溶液検査では持ち込んだジュースで乾杯。アルコールランプはべっこう飴製造機だったし、クエン酸の実験で作った炭酸水でビールかけごっこ。あれ、これ連ねると、ろくなことしてないみたいに見える。誤解されないために。これはまれな実験。
えーと。本来と違う目的に道具を使うと楽しいということを言いたかったのだ。理科の実験器具を調理器具として使う楽しさ。同じように、調理器具を食器として使う楽しさ。そして横着をしてしまったことが、愉快。計量カップは今でこそ、プラスチックが多いが、ひと昔は、金属製だった。金属製なら、冷たさを逃がさず、泡の弾け方も激しい。しゃわわわわ。甘いし、美味しいはずだ。
2013.8.1「毎日」