雨が降ると、なんとなく世界がうるんで見える。信号の赤の色も増し、真っ赤に見えたのだ。夏だからこそ、ビビッドな赤に目が奪われる。夏の雨の日の、世界が濡れて、雨で余計なものが見えなくなって、より簡潔になったような感覚、わかるなあ。
刊行されたばかりの『青鳥』(角川学芸出版 2014年7月)より。「狩」の若手の待望の第一句集。
雨が降ると、なんとなく世界がうるんで見える。信号の赤の色も増し、真っ赤に見えたのだ。夏だからこそ、ビビッドな赤に目が奪われる。夏の雨の日の、世界が濡れて、雨で余計なものが見えなくなって、より簡潔になったような感覚、わかるなあ。
刊行されたばかりの『青鳥』(角川学芸出版 2014年7月)より。「狩」の若手の待望の第一句集。