スピカ、リニューアル&充電期間へ

榮猿丸さんの「つくる」連載が今日中に完結するのかはらはらどきどきしている運営からお知らせです。

俳句ウェブマガジン「スピカ」、2017年12月31日をもって、しばらく充電期間に入ります。

2011年5月に開設してから6年8ヵ月、俳句を「読む」ことを中心に、連載や企画をお届けしてきました。

毎月、1人の作家が句と短文を連載する「つくる」企画は、2018年1月以降、休載します。これまでにご参加いただいたのは、なんと総勢80組!ハードな連載をお引き受けくださった執筆者のみなさまに、改めて感謝申し上げます。第一読者として、up作業でまっさきに新作を読むことができるのは、とてもうれしいことでした。

また、百句シリーズをご執筆くださった富田拓也さん、外山一機さんをはじめ、企画にご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました!

そして読者のみなさま、読む、ということを一緒に実践してくださって、ありがとうございました!

これまでの「つくる」やその他企画をアーカイブ化して、過去記事をより読みやすくするため、1月1日から1~2週間ほど、サイトのリニューアルを行います。作業中、HPにアクセスしにくい場合があります。ご了承ください。

2018年1月からは、西村麒麟さんによる「きりんの部屋」(週1回)と、一句鑑賞(しばらくは神野紗希が担当、おりおり更新)の「よむ」のページは、淡々と続けます。「つくる」お休みのため、これまでほど更新頻度は高くありませんが、今後も、スピカのページをおりおり訪れて、ひととき、俳句を読む楽しみに浸っていただけたら幸いです。

運営人の江渡・神野・野口も、それぞれさらに自由に読み、詠む探究をしてゆきたく。

このウェブマガジン「スピカ」は、私たちがウェブの片隅に建てて、みなさんに情報を提供していただいた、小さな私設図書館のようなもの。これからも、自由に出入りし、好きなページをめくっていただけるよう、ここに在り続けたいと思います。

みなさまの新しい一年に、それぞれ、新しい俳句との出会いが訪れますように。
今後ともウェブマガジン「スピカ」を、どうぞよろしくお願いいたします。

2017年12月31日 スピカ運営人 江渡華子・神野紗希・野口る理