深まっていく秋、少しひやりとする山あいにある暮らし。
きっとその銃はなにか獣を殺しただろう。
しかしそのような血なまぐささを感じさせない、韻律の静けさ。
「とうん」というゆったりとしているようで一瞬のオノマトペの響きに、
もの悲しさを感じずにはいられない。秋なのだ。
『万両』(『増補 現代俳句大系 第1巻』角川書店、1981)より。
深まっていく秋、少しひやりとする山あいにある暮らし。
きっとその銃はなにか獣を殺しただろう。
しかしそのような血なまぐささを感じさせない、韻律の静けさ。
「とうん」というゆったりとしているようで一瞬のオノマトペの響きに、
もの悲しさを感じずにはいられない。秋なのだ。
『万両』(『増補 現代俳句大系 第1巻』角川書店、1981)より。