初蝶と問う人と答える人。世界はもうこれで充分のような気がしてくる。
「来」「問ふ」「答ふ」という動詞の畳み掛けが楽しく、
「黄」という色のチョイスもあどけない明るさがあって、もちろん春らしい。
三段切れはあまり良くないとする入門書も多く、三段切れの句自体、珍しいが、
場面がくるくる変わるようなこの面白さは、短い形式である俳句ならではであろう。
深見けん二編『遠山』(ふらんす堂、2012.2)より。
初蝶と問う人と答える人。世界はもうこれで充分のような気がしてくる。
「来」「問ふ」「答ふ」という動詞の畳み掛けが楽しく、
「黄」という色のチョイスもあどけない明るさがあって、もちろん春らしい。
三段切れはあまり良くないとする入門書も多く、三段切れの句自体、珍しいが、
場面がくるくる変わるようなこの面白さは、短い形式である俳句ならではであろう。
深見けん二編『遠山』(ふらんす堂、2012.2)より。