秋涼し身長のまた伸びたるか  津川絵理子

昨日の飛び石、庭園などで見る敷かれた石ですね。失礼しました。『子規に学ぶ俳句365日』の時にも、こういったボケぶり(まぁ無知ぶりですね)を披露して、西原天気さんととあるやりとりがありました。そっちの話はその後の天気さんとのやりとりが少し笑えるので、いずれ天気さんか私がブログに載せ・・・るかもです。

冬ほど寒くなってしまうと、背中は縮こまってしまうが、秋は本当に過ごしやすい。また伸びたのかと人に対して思っているのかもしれないが、私は空が高いと、自分も少しいつもより伸びたかと錯覚してしまう。自分自身がよりのびのびできるので、私は天井高のある場所が結構好きで、そんな理由で最近空がすっかり秋の空になってきて、夏以上に伸びをしている。

句集『始まりの樹』(ふらんす堂 2012年)より。