山中湖に行ってきました。ありがたい事にA子のご親戚様が結婚祝いという事で、普段は泊まれない立派ホテルを一泊プレゼントしてくださいました。僕西の人間なんで富士山近くで初めて見ました、嬉しかったです。
いやー、ベランダから富士山、温泉から富士山、サウナから富士山、部屋は広いし食事も美味しい最高なホテルでありました。
…ですが
やはり普段貧乏に慣れすぎて恥ずかしい目にもあってしまいまして…。
夕食のコースの最後に、サプライズという事で結婚おめでとうと書かれた豪華ケーキが出てきまして、おめでとうございます!パチパチパチ!ローソクをふー、レストランのお客さんも含めてのパチパチパチ!!すんませんすんません、と赤面しながらここまでは良いんですが…。
部屋に戻るとまたサプライズ!豪華フルーツ山盛りがテーブルの上に!!
まいりました、油断しました。急いで食事に行ったため、財布は出しっ放しの布団、衣服はグチャグチャ、極めつけはA子が僕の財布を整理しようと小銭を全部テーブルの上に、これがいけない、これが恥ずかしい。ティッシュの上に山盛りの小銭、その横に豪華フルーツの山、いやー、恥ずかしい、ほんと恥ずかしい。
まぁせっかく来たんだから機嫌よく行こうじゃないか
翌朝はなんか豪華バイキング、なんかシェフがオムレツを焼いてくれたりあれもこれも美味しい。なぁ、おい、A子よ、楽しいじゃないか。
ここまではいい、という事はここからがイケナイ…。
美味しいね、ご飯もちょっともらってこようか、あとコーヒーも欲しいね。と機嫌よくおかわりをいただきに行くとこれがよくない。
アレ?アレレ?
3分もしない内に僕らの席は片付けられてしまい、飲み物が入ったままのグラスもA子がテーブルに置いたiPhone(そうしておけば片付けられないと思ってた)も片付けられてしまいました。iPhoneは忘れ物としてフロントへ…。
A子がホテルの人に説明すると、真っ青な顔で申し訳ありません、すぐ取りに行って参ります、とフロントへ急ぎ…。
いやー、そんな後悪いけど何食べても気分悪いですな。なによりA子がプンプンで参りました…。テーブル片付けた人怒られんだろうなぁと心が痛く…。
素晴らしいホテルでしたが、やはり庶民は庶民の宿に泊まるのが良いと痛いほど思い知ってしまいました。それも含めて良い旅でした、あ、ほんと楽しかったですよ、山中湖。
山中湖の近所の風生庵に寄りました。ここオススメです、楽しいです。という事で今日は風生庵案内で。
風生愛用品コーナーがあり、杯や硯から矢立、算盤になぜか水鉄砲が飾られてます。オススメは水鉄砲、なんか立派な水鉄砲です。これを見るためだけでも寄る価値あります。
短冊や色紙がたくさんありまして、お好きな方にはたまらんと思います。
今日はそこで見た短冊や色紙や風生愛蔵のお宝を紹介します。あえての写真無しでの紹介でいきます。
1.竹内栖鳳の絵
「いわし」ってタイトルの鰯の絵です。縦です。青が綺麗です。
2.風生胸像
眼鏡の奥の瞳が凛々しいです。
3.川端康成からの書簡
なんて書いてあるのかは忘れましたが、川端先生と知り合いだとあんな立派な手紙が来るんだなぁとか思いました。
4.旅鞄
風生愛用の立派な旅鞄が二つ飾られています。展示品なので触れそうだけど触ってはいけません、ダメよ。
5.色紙
熊谷守一の「寿」の一字。なんか、元気でます。
6.色紙
武者小路実篤の野菜の絵と「和而不動」の文字。武者小路先生らしい絵と文字です。可愛いです、絵も文字も。
7.松本たかし短冊
たんぽぽや一天玉の如くなり
如くのとこがシュパッとしてました。
8.長谷川素逝短冊
おほ君のみ楯と月によこたはる
わぁ、この句短冊で見れるんだ。短冊の書き方を見ると書いた頃はこの句、確かに自信作だった感じがします。お、君、楯、月だけ大きく書かれてて短冊として見た目は面白いです。
9.河東碧梧桐短冊
牡蠣舟に大阪一の艶話
面白い句だけど、碧梧桐なのでもちろん文字はもっと面白いです。短冊あげる!って言われたら、いや言われないけど碧梧桐のが欲しいなぁ。
10.久保田万太郎短冊
枯蓮の水来て道にあふれけり
とにかく文字が小さい。目が痛くなるぐらい小さい。
11.池内友次郎短冊
初鏡眉目よく生れここちよし
この句が短冊で見れるなんて、なんと嬉しい。これ短冊に書いたりするんですねぇ、よくも言ったりな俳句です。これ生で見たらなんか良い事ありそうです。字はフランス生活が長いせいか、僕が言うのもなんですが、読みやすくて、その、達筆過ぎなくて良い感じです。
他には、青畝や夜半、茅舎や花蓑とか、ホトトギスのスター俳人の短冊がわんさか読めます。
風生庵、というか山中湖、良いよ。
じゃ
ばーい