俺が雉子郎⑦

昭和59.1.21講談社刊行
『吉川英治全集 53』より

髪を切りました。

特に気に入ってるわけでもなく上手でもないいつもの店で切りました。シャンプー付きで2100円ぐらいだっけな、切ってもらうたびに出来が気に入らないんだけど、結局そこで切ります。もう六年ぐらい同じ店です。

好きじゃないんだけど、でも違うとこに入るのが怖いんです。「今日はどうしますか?」って質問がとっても嫌。どうにかならないかなぁ…。

えーと、雉子郎の川柳七回目です。

面白い面白くない生きてゐる

とにかく

おふくろの留守おもしろい飯をたべ

食べたい放題、やりたい放題。

お母さんと呼んで見し用もなけれど

ただただ元気でいてくだされ。

お座敷でなくばつたりと途で逢ひたい

お座敷は高い、すごく高い。

二階から御飯に下りる野郎ども

野郎ども「いぇー!!」

みんなして茶漬をたべて今日は暮れ

さらさらと流れてゆくのでありました。

こんな事書くかと思ふ母の文

俺だって子どもじゃないやい

そんな名が有かと巡査承知せず

麒麟なんてのがあるかぁ

春らしく思ふと銭が減て居る

春だから、いやいやいや…。

仏壇はあとのまつりをする所

そうだったのね…。

じゃ

ばーい