橋さんと言えば?◯石さん⑨

平成15.11.20 沖積舎発行
橋閒石全句集より

インフルエンザ中はゼリーとかなんか柔らかいものばかり食べていました。しかも寝たきりですからすっかり胃が弱ってしまい…、昨日久しぶりにビールを飲んだら、なんと、苦くてマズくてですね、悲しかったなぁ。まさかと思って日本酒をちらっと舐めてみると、舌の先がピリッとするじゃあありませんか。あぁ、僕ァもう終わりだ、と絶望していましたが、今日ビール飲んでみたら普通に美味しかったです。

もう、大丈夫。

『橋閒石俳句選集』より。

どちらから来たとも云わず冬の人

目的の無さそうなところが良い。

二階から目薬すてる年の暮

いらね。

仲良しの松四五本に春暮れぬ

男には仲良しの松が四五本はある。

いかめしき学名をもち冬の魚

頑張れば食える。

山を詠みあとは寒がる女かな

早く帰りたい感が良い。

見栄えせぬ顔そろいけり年忘

冴えない友達と冴えない顔でこそこそ、実にショボイ、そんな飲み会がしたい、そういう飲み会こそ楽しい。

山を抜く力で葱を抜かんかな

あ、有名句ですね。なんだか大きな気分で良い。

泣くことも柿剥くことも下手なりけり

大好きな句。麒麟好き句の中のでもかなり上位にいる句です。柿剥くこともってところがたまらなく良い。

はい、じゃ

ばーい