2008.10.15 ながらみ書房刊行
柳原白蓮歌集『踏絵』より。
田端に行って来ました。田端文士館ってとこに。落合やら田端やら、芸術家が皆ご近所さんと言うのはどんな感じなのかなぁ。コンビニで漫画とか立ち読みしてら、あ、麒麟はコンビニで漫画なんざ読んで、あいつなんて偽物だ!とかカフェーで悪口を言われたりして、またなんとなくそれが僕の耳に入り、涙を流したりするのかしらん。
橋本さんとご近所さんなんですが、案外スーパーとかで会わないなぁ、とか思いつつ。
ま、いいや、白蓮さんの『踏絵』の続きを読んでいきましょう。
憎き人の悲しきうはさふと聞きて吾にもわかぬ涙ながるる
あぁ、あの人。
何故に誰がためにかも生れこしこの一事を七年おもふ
結構思った。
眠りさめて今日もはかなく生きむため偽りをいひ偽りをきく
繊細に、美しく。
この心いつまで続く知らねども今日は楽しく唯嬉しけれ
楽しい日もなくっちゃね。明日はまたわからないから、余計に今が楽しい。
底知れぬ心のなやみ呪ふべく歌を綴れり吾といふ歌
血を吐くように歌を。どろっとした、美しいやつを。
女とはいとしがられて憎まれて妬まれてこそかひもあるらし
恋せよオトメン、いや乙女、いやどっちも。
たはむれかはたや一時の出来心われにすべてを投げすてし人
ドンと来なさい。
数千年の歴史の末に君といひ我といふもの生れこしかな
だから、ドンと来なさい。
清ければ女二十の若ければうき事のみぞふりつもるかな
清く美しく、ちょっと哀しく。
百人の男の心破りなばこの悲しみも忘れはてむか
男なんてシャボン玉。ってギャグはもう古いか…。
じゃ、次はまた違うなにかです。
ばーい