昭和12.11.27 素琴志田先生華甲記念句集刊行會発行
志田素琴句集「山萩」より。
喘息で一人っ子で鍵っ子だったためか一人で何やら妄想するのが好きな子どもでした。今でも妄想は好きだけど…。
結構細かい妄想をしていて、もし僕がピッチャーだったら、という妄想の場合には、僕の直球は最速146キロでスタミナにやや難あり、コントロールはまぁまぁ。変化球はシュート、カーブ、シンカーがかる。
とまずは妄想の役になりきります。
で妄想の役のまま妄想の打者と対戦します。
一球目、外にストレート、ファール。二球目は外から中へカーブ、見逃しでストライク。三球目は一度ストレートで外し、四球目、シンカーを内角低め、打者はつまらせて、楽々アウト。よし先頭打者は切ったぞ。
と本当はもっと面倒くさく長く細かく妄想します。これがすごく楽しい。友達が居なくても出来るところも良い。
ちなみに九人も友達が居なかったので野球はやったことがありません。キャッチボールは大好きです。
じゃ、素琴さんやります。
一諾を得て帰り行く夜長人
うむと言わせた帰り。
詫言のながながし日となりにけり
ごめんごめん。ごめんって。
春水に墨汁落つや龍走る
良い気分で。
風吹けば鳴る所ある案山子哉
ぴゅー。
うねり続く田川の芦や柿の村
柿でも、見るか。
一霜のどかと来て枯る水菜かな
一霜来た。
花絶えぬお花畑や水仙花
冬には水仙がある。
短日の市に焚き居る無駄火哉
こんな時間も良い。
じゃ
ばーい