この頃の川柳の人達7

2001.2.1 川柳木馬ぐるーぷ発行
「現代川柳の群像」より

句会に行って

忙しいでしょ?と聞かれて仕事の話だと思って、いやー、忙しいです。って答えると、俳句の話みたいで…。

あのね、

暇ですよ、全然。

僕が忙しいのは仕事だけ。

じゃあ、川柳を読んでいきます。石部明さん、前にもやったし人気作家ですので知ってる方のが多いと思うけど、またやります。

石部明

鳩がとぶなんと白けた朝だろう

濃い珈琲を。

アドリブよ確かに妻をころせたか

妻は不死身。

堕ちてゆく手順を違わないように

ころころコロ助。

指で輪を作ると見える霊柩車

ほら。

劇画タッチで父は死んだということに

が、がーん(劇画タッチ)。

男には衝撃的な小鳥の死

あぁチーコ。

自虐かな両手に魚ぶらさげる

ほらほら。

風にはためいてちぎれてゆく私

テイッシュのように。

逃げのびた町の大きな仏壇屋

大きくて立派なやつで。関係無いけど、僕は仏壇を眺めるの好きです、極楽みたいで。

極道の死を見届けている桜

このあと天使になります。

穴掘りの名人がきて穴を掘る

ホイホイっと。

いやー、何回読んでも石部さん、良いなぁ。

じゃ

ばーい