この頃の川柳の人達10

2001.2.1 川柳木馬ぐるーぷ発行
「現代川柳の群像」より。

四月である。希望に満ちた人達でいっぱいである。

ちょっと前の話。○くんは二枚目で賢く、俳句がうまく全てにおいて素晴らしく、それに比べて麒麟はなんだというような話になり、冗談だとわかっちゃいるが、なんだかムカムカしてきて、帰りには人生とは何ぞやと悩み出し、深夜にはとうとう俳句とは何ぞやと悩み出した。機嫌は最高に悪くなり、翌日も夕方までムカムカしながら考えごとをしていた。

やがて20時間ほど経過して、なんだか悟った。

ま、いっか。

ま、いっかと考え続けてきたから、何とか生きてこれたような気がする。

俳句だけは頑張っていこう。簡単に負けて良いものと、そうじゃないものは、ある。

じゃ、川柳やります。

住田三鈷

ちりめんじゃこにも立派な骨がある

ほぉー、骨太の、ちりめんじゃこ。

水溜りヒョイと跨いで鳥になったか

自由に自在に。

さあ乾杯見事に嘘が言えました

あとは飲め飲め酒を飲め。

父かも知れぬ暗がりの鬼かも知れぬ

ヒョイと居る。

蟻たちの頭上はるかに桃熟れる

蟻「桃すげぇ」

逆立ちの象と孤独な象使い

仕事です。

大根に目鼻があって人恋し

大根だって。

三十五階の雨垂れを手に受けよ

ぽちゃん。

丼に飯さえあれば生きられる

そうさ、そうだろ。

ひとを羨んで魚の目になった

ぎょぎょぎょ。

じゃ

ばーい