ちょっとは春らしくなってきましたね、梅もちらほら、みんな元気ですか?
毎日通勤をしていると色んな人を見ます。
マジックで田中と書いたティーシャツを着て、いつも乳母車に「俺の預金は三億円」と書いた紙をぺろりと貼っているおっさんが居てですね、電車でも一緒になった事があって、なんだか少し親しい気持ちでいるんですが、いつもぶつぶつ政治家の悪口を言っていて、きっと愛国心が強いんでしょう…。元気かなぁ
夕方五時頃になると毎日見かけたピンクのナース服(白の時もある)のおっさんは元気だろうか…
日曜日の銀座で見かけるおケツを八割出したミニスカートのおっさん、元気だろうか…
ポスターと会話をしてたおばちゃん、元気にやってますか?
深夜の町田でごみ箱を蹴りながら歩いていたあのヤンキー達、元気かい?
あたたかくなって来ましたね、みんなみんな元気でいきましょう、じゃ、そういうことで京童さんをやりますよ。
こぼれ萩掃きよせてあり虻の居る
虻居た!
蜻蛉のみな下りてゐる芝生かな
みんな来た!わーい
曼珠沙華折れたる花のさがりをり
静かに派手が曼珠沙華
間引菜を洗ひし水と思はるる
思ったんだ、間引菜を洗ったんじゃないかと(台詞的な)
さぁ、お待たせしました、京童さん、今日までちゃんと読んでくれたのは何人ぐらい居るのかなぁ…、あつ子姉さんと文姉さん、それにあつ子姉さんと文姉さんはちゃんと読んでくれてると信じてます。さ、待ってましたの山本京童!一世一代のトウモロコシ連作だよー!
はりきって行こう、HEYる理ちゃん!トウモロコシ四句は色変えて行こうぜ!(僕は色変えたり文字大きくしたりできないのです、パソコンないし、いつもスピカの誰かが綺麗に直してくれてます)
(→今日はわたしが更新しました!紗)
唐きびの焼けし茶店に戻りけり
戻ったぜ!
大勢に唐もろこしを焼きにけり
キリンの俳句豆知識、これ焼いてるのは浅草のお婆ちゃんです、武蔵野探勝で仲間と食べてます、楽しそう!
向ふむいて唐もろこしを食べてをり
京童「見てちゃ照れるじゃないですか」
越央子「ははは、京童君はシャイだね」
つや女「からかっちゃいけませんわ」
蚊杖「そう言えばトウモロコシは季題ですね、なんとか一つ…」
草田男「蚊杖さんは抜け目ないや」
素十「ははは、違いない。時に草田男君、君この頃本部の方に来てないだろう、風生さんがお怒りだったぜ」
京童「もぐもぐ…」
↑
ぜーんぶ僕の想像です、でもこんな感じなのかな…、武蔵野探勝ってほんと楽しそう。
馬のはむ唐もろこしの折れにけり
馬もはむなる唐もろこし
とうもろこしの俳句はですね、武蔵野探勝の50回目(昭和9年9月2日)、風生さんが「われらの浅草」という題で楽しそうに書いてます、もうかなり楽しげな文章なので機会があったら絶対読んでみてください。
一緒につや女さんも食べていたらしく
もろこしをたべてゐる子に鳩がゐる
つや女
なんて俳句もあります、面白いのは虚子先生のこの日の俳句がですね
ひもじくて唯歩きをり柳散る
虚子
とわざわざ浅草で浮浪者を詠んでいます、もっと楽しそうなところはなかったんですか…。
秋耕のマドロスパイプくわへをり
驚異の中七、くわへをりって!まったくもう…
芝漬のひきあげてある刈田かな
あぁかそけしよ
かたまりて紅葉してゐる水草かな
よく見て作ったよ
このあたり水美しや草紅葉
良いところですなー
紅葉して一枚きりの草葉あり
「草葉あり」ってのが可愛い
一時雨過ぎたる松の四十雀
松に居た、ほら、可愛いやつ居た!
紐つけて鳩をおもちやや十二橋
鳩で遊ばんでも…、結構でかいよ?
俳諧の男女の年忘れ
結局なんやかんやで俳句の友達としか付き合わなくなってきたなぁ…、うーん
やっと昭和八年~
節分や廊下の闇の人通り
あ、豆落ちてる、と拾われる
瀧の崖ころがり落つる椿あり
椿「うををを~!」←転がってる
もつれゐる春蘭よつて買ひにけり
なんとも言えずもつれゐる、買っちゃった的な句
たわけたる事を言ひあひ馬刀を突く
京童「ねえねぇ、今月も雑詠に載りますかねぇ」
馬刀をつんつん
越央子「さぁ、どうかな…、あ、本部で聞いたけど夏山さんまた二句らしいよ、やるねぇ」
馬刀をつんつん
京童「へー、すごいですねぇ、越央子さん来月も吟行来ます?」
馬刀をつん
越央子「うん、多分行くよー」
馬刀をつん
↑だからこれも想像ね、あったかもしれない会話、いやどうかなぁ…
想像で勝手に色々書いたけど(叱られないと良いなぁ…)、武蔵野探勝よく読んでみてください、みんなも想像したくなってくるはず。
そんじゃ、ばーい