古川柳風俗辞典で遊ぼう 4

学生の頃からのクセの一つに、毎日毎日同じ物を食べ続ける、というのがあります。僕は学食が混むのが大嫌いで授業をサボってでも空いている時間に食べるんですが、月から金までカツカレー、土日はコンビニ、月から金までカツカレー…、食べる事に執着が少ないのか食べた事がある物しか食べない。僕が飲み屋でほとんど同じつまみ、瓶ビール、日本酒、焼酎の順序を崩さないのも似ているのかも、で飲んだ事のある物しか飲まない…、カクテルは普段飲まないのでいざという時は「まてぃ~に」と言うとなんか美味しいのが運ばれてくるのを知っています、あれ実はカクテルあんまり知らないだけなんです、すごく「まてぃ~に」が好きなわけではないんです、美味しいけど。

で再び食べ物の話、ある時パタッと、パタッと食べなくなるんです、なんか美味しく感じなくなるんです、週四で同じ蕎麦屋やラーメン屋に通って、パタッと食べたくなくなる、突然飽きるんです。あ、これ全部一人で食べる時の話ね。

そんな冒険をしないのではイケないと、どーれ、僕もヤングじゃないかと、今日は勇気を出してはじめて一人で○やに入り、初めて見るカルビっぽい丼を食べてみました。
これが、なんとも、うまぁあああい!!
たまにはぶらつくのも良いもんだなぁ、と言うのが言いたかっただけです。

えと…、古典川柳やります、たとえ読み手がそろそろ俳句をと思っていても僕ぁやります、だめ、川柳やる。この本面白いでしょ?いや面白いんだってば…

「神仏の巻」より

浅草の富士も抜け穴一つあり

浅草の富士とは「浅草の富士権現社」の事、あ、抜け穴って、あれよ、吉原

浅草は道中なれた富士詣り

吉原への道だからなれてるよん、という人らしい、昔も今も人は愚かだよん

四万六千日

おっ!教科書…じゃない歳時記に書いてあるあれね、あれ

田辺さんの文章を引用します

「この日に参詣すると、四万六千日のあいだ参詣したと同じ効験があるとされた。いつの世かの頭のいい坊主のインチキであろう。」

…インチキ、まぁね…。

亀四匹鶴が六羽の御縁日

寄席ならこんなかな
「昔から亀は万年鶴は千年と申します、ですからわかりますね、お客さん、かーっ、もう一回言いますからね、亀はぁ万年、鶴はぁ千年、四匹と六羽だからぁー、お客さーん、ついてきてますかぁー?」ってな感じかな、えと、まぁ4万6千って話ね。

四万六千二三日目に帰宅

どこに二三日行ってたかは聞かないでね、村上さん家じゃないよ。

食らわずはいいわだまれと栗の餅

うーむ、こういうのが解説なしでわかるようになれば良いんだけど。栗の餅が名物なのは目黒不動、で目黒に行くと男は愚かなので品川へまわるらしい…、つまり遊んできたのがバレて…、という句。
うーむ、川柳か江戸俳諧に詳しい方に聞いてみたいけど、栗の餅からそこまで読めるもんですか…、うーん、深い。

折よく土左衛門が来て施餓鬼なり

やった甲斐があった、じゃなくて、いやいや嫌でしょう、来たら…

神楽堂目にかかるまで押して出る

えーと、あれです、美人の巫子さんが観たいんだって、いやー、いつの時代も人は愚かで愛しいなぁ。コスプレ的悦びはこの時代からあったのかなぁ…

しわいやつ七十五日早く死に

けちな奴は初物を食べずに七十五日長生きできず死んじまう、というケチな話

卯波の鰹美味しかったよ、みんな食べて七十五日長生きしましょう

老咳の座ると膝に目が二つ

老咳や恋病みのものが黒猫を抱いていると病が治ると信じられていたらしい。猫可愛いしね、あぁ膝に抱きたいぜ。

大黒を盗み一目散に駈け

大黒像を人に知られずに盗むと福をさずかるらしい…、あ、でめだよ、やっちゃ、「きりんのへや」読んで盗んだとか警察で言わないでね

はい、じゃあ今日はこのへんで…

バーイ