古川柳風俗辞典で遊ぼう5

今でも世間の人は僕がきちんと働いている事をなかなか信じてくれない。ずっと大学院にでも残っているような印象があるみたいですが、はるか昔卒業してますから。あと僕今時の若手としては珍しくちゃんとしてないけど、結構いい歳なんで…

ナメるんじゃねぇ!ぺっ!

あ、ごめんなさい、言い過ぎました。えー、社会人になって何年もたつけど、一人部屋で飲む時によく考えるには、ビールが高いなと。ビール、高いんじゃないだろうか?悲しい事にあきらかにビールは発泡酒や第三ビールより美味しい、私にはビールです、なんて広告もあったけど貧乏人を馬鹿にしとるとしか思えない。立派時計や外車が欲しいと思った事はないけれど、お風呂上がりに一本目だけでなく二本目、三本目、いやいや悪いですなの四本、五本、全部ビールが飲めたら良いなぁ、と思ってたらビールが無くなってしまいました…。

ま、なんだって飲むけどね。

はい、じゃあ川柳やろうかね、何?俳句か短歌?ダーメ、馬鹿言ってんじゃないよ、ビール飲んでんじゃないよ、発泡酒飲みなさいな、贅沢ですよ。はい五回目の古川柳風俗辞典でーす。

「病気の巻」から

老咳についての田辺さんの記述に驚いた…

しかし、江戸時代には、性的不満から来る神経衰弱をも労咳といった。いわゆるぶらぶら病いである。ある大きい商家の秘蔵娘がこのぶらぶら病いになり、有名な医者には全部みせ、いいということはなんでもしたが、よくならない。そこで、これは恋わずらいかも知れないと気がつき、乳母にたのんで根ほり葉ほり惚れた男をきいてもらったが、誰もいない。とどのつまり、娘のいうには、「誰でもいいの」

長いけれど引用させていただきました、これ田辺さんの名文、「誰でもいいの」なんて筆がノッてます。

つまり

さばけた伯父御老咳をかたづけろ

ってのは縁談もってくるって句なんですね、ぶらぶら病いかぁ…

亭主があっての老咳さじを投げ

ってのはつまりほんとの老咳ね、うーん、古典川柳、江戸文化を勉強しないと読みとれないなぁ…

馬鹿な高慢おらがかさは吉原

カサは梅毒ね、性病。落語「明烏」に、おいらんなんて買うとカサぁきますから、とかなんとかありますね。 俺のは吉原だぞぉ、と自慢する男、お馬鹿ですね、どうせなら夜鷹より吉原というとこなんでしょうね…。

人参は胸いっぱいになるくすり

人参と出ると、娘を売ったとまで読まなきゃならない、「胸いっぱい」でそこまで読めるかな、うーむ…

美しい毒が薬を煎じてる

美人をもらうと亭主短命、「短命」という落語を聞いてね。

医者さんに私しが毒といわれやす

まぁでもそれもまた幸せなんじゃなかろうか…。

今回短いなぁ、正直言うと13時から飲んでてもう読めません(現在16時)、ではではみなさんまた来週

ばーい