広島で苺をかじる日曜日

 

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11日(日)は、日帰りで広島へ。数年前からかかわっている俳句甲子園OB派遣事業で、講師として高校生たちと俳句をしにいったのだった。俳句甲子園OB派遣事業は、たくさんの高校生たちに俳句の魅力を知ってもらい、俳句甲子園にも参加してもらおう!という目的で松山市が行っているもので、「来てほしい」という声があれば、講師やスタッフがおもむき、全国各地で年に10回前後、講習会を開いている。私も、講師の一人として、あちこちで俳句の作り方をレクチャーしたり、いっしょに句会をしたりして、楽しませてもらっている。(ご興味のある全国各地の先生方、ぜひ松山市のブランド戦略課へご連絡ください。いくつか条件はありますが、基本的には、場所さえ用意していただければ。)

 

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この日の兼題は「苺」と「夏兆す」。実際に、配られた苺を見つめたり食べたりしながら、俳句を作る高校生たち。

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午前中は、俳句講座のあとに2句創作し、参加高校生全員で句会。午後は、俳句甲子園体験ということで、練習試合を。スタッフとして、地元広島や近隣の愛媛・岡山から、7人の俳句甲子園OBも参加してくれ、午後は中心になって、試合のレクチャーや運営を担当してくれた。

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練習試合、こんなかんじ。

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「苺」対決。どっちも、いい句だなあ。返信の句、育ってゆく思いが甘酸っぱく広がる。言い募るところに切なさもにじむね。ミサイルの句、イエモンのJAMを思い出す。右の句の作者は一年生の子で、俳句甲子園にチャレンジするのははじめてとのこと。ほんとうに、苺となって降り注いでくれたら。でも、赤いし、グロテスクだよね、やっぱり。力強い批評だ。

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講習会が終わって、会場だった広島高校のみんなとパシャ。彼女たちに、すこやかな青春が訪れますように。千年後は鳥の国だとしても、十年後のこの世界に、意味を見いだせますように。

涼しさのこの木まだまだ大きくなる 紗希