東洋のマチュピチュ、愛媛の東

4月末に、東京で句会×歌会を楽しんでいるメンバーの有志と、愛媛旅行を敢行。「廃墟が好きだ」という人がいたので愛媛の別子銅山の東平の話をしたら「行こう、行こう」と。ほとんど飲み会のノリで決まった旅行だったけど、6人が参加、初日は松山を散策して、二日目はいざ別子銅山へ。天気にも恵まれ、すばらしい旅に。

その旅のことを、歌人・東直子さんが新聞のサイトに書いてくださいました。

中国新聞α 言ノ葉ノ箱「鉱山の町」東直子

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「東洋のマチュピチュ」と呼ばれるのも、おおげさじゃないかも、と思える、この風景。天空の城、ラピュタのような。

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溶鉱炉跡。下から見上げると、こんなかんじ。みつばつつじがホッとする。

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少し歩くと、春の野原。

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変電所跡には、たんぽぽがあふれていました。むこうに見えるのは、やさしいガイドさん、たんぽぽ色のジャケット。

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変電所跡の中。人のいた気配がひんやりと残っている室内。

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まだ桜も残っていて、一方では新緑のはなやかなみどり。一番いい季節だったかも。

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松山市内から、車で1時間半ほど。時間をかけて訪れても、損はない。そんな隠れスポットでした。

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愛媛県で、感動のエピソードを募集しています。

愛顔感動ものがたり 募集

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応募作品の中から知事賞(1名)、特別賞(1名)優秀賞(3名)、入選(5名)、佳作(10名)が選出され、知事賞と特別賞の2作品については、愛媛県出身の水樹奈々さんによる朗読にアニメーションを加えた動画を制作し、インターネットを通じて全国へ発信される、とのこと。芥川賞受賞作家で、「千の風になって」の作曲家としても知られる新井満さんが審査委員長を担当。私も審査員をつとめます。劇的なドラマでなくてかまいません、むしろ小さな、ささいなところにこそ、大切なものがかくされている、かもしれません。

締切は7月15日。