昨年11月のゲンハイ青年部主催のシンポジウム記録の校正をせっせとやっていたら、パネリストから誤字の指摘が。長谷川櫂さんの『震災句集』の一句。
【誤】徘徊の留守の間に咲く桜かな
【正】俳諧の留守の間に咲く桜かな
ですよね。ですよね。
でも、徘徊のほうがすんなり意味が通ることに驚き。ふつうのお散歩俳句になる。
いや、でも留守の間に桜が咲いてしまうほどの俳諧だから、昨今の超高齢化社会を批評した一句にもなるか……。
あー、海、行きたいなー……
そうだ、房総、行こう!
……ということで、NHK文化センター・日放ツーリストの企画で、3月2~3日に、1泊2日の吟行の旅のプランができました。銀座の小料理屋「卯波」の女将だった俳人・鈴木真砂女の実家、鴨川グランドホテルに1泊して、春の花畑を見たり、仁右衛門島という島に渡ったり、勝浦のひな祭りを見たりと、早春の南房総をたっぷり味わう2日間。
私も「卯波」で10年間アルバイトしていた間に、何度か泊まりに行く機会がありましたが、鴨川グランドホテルはとても良いホテルです。お料理はおいしいし(地の物もたっぷり)、大浴場は気持ちがいいし、なんといっても目の前は海、ほぼプライベートビーチです。真砂女が〈あるときは船より高き卯浪かな〉と詠んだ房総の海を、一緒に眺めませんか。
良い俳句ができて句会で点が入れば万々歳ですが、吟行にでかけることで、たとえば自分の心の中の海や空や野の記憶を豊かにすることが、吟行の魅力だと思っています。またいつか東京に戻ってきてから、ふとした瞬間に、吟行で経験した記憶が季語と結びついて一句になる機会が訪れるはず。ですから、句会のことはあまり思い悩まず、旅を楽しんでいただければよいと思っています。
……と、俳句ができないときのために、自分にいつも予防線を張ってるんですけどね。
以下、詳細です。まだ席があるようなので、よかったらぜひご検討ください。
【旅行期間】 2015年3月2日(月)~3月3日(火) 1泊2日
【旅行代金】 36,800円 (4~5名様利用)~39,800円 (2~3名部屋利用の場合)
【添乗員】 集合より解散まで同行いたします。
【募集人員】25名様
【募集締切日】2015年2月6日(金)
【食事】朝食1回 昼食1回 夕食1回
【利用ホテル】鴨川グランドホテル
(個室追加料金は2~3名1部屋の料金39,800円に12,000円を追加)
【旅行企画・実施】(株)日放ツーリスト(観光庁長官登録旅行業第665号)
【旅程】
2015年3月2日(月)
新宿周辺にて午前7時50分集合(集合場所の詳細は最終案内書にてお知らせいたします。)
新宿08:00 = 海ほたるSA(休憩)= 君津IC – 道の駅きみつ(休憩) – 和田浦(昼食、花畑散策) – 仁右衛門島(渡船、散策) – 16:00ホテル
※句会 17:00~19:30(予定)、会食 19:30~21:00(予定)
〈宿泊〉
3月3日(火)
ホテル08:30 – かつうらひな祭り(自由吟行:遠見岬神社/覚翁寺など 昼食:自由食) – 木更津東IC = 海ほたるSA(休憩)= 17:00頃新宿
