現代俳句協会青年部機関紙 インサイトゥー発刊

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松山の堀端で見つけた、四葉のクローバー。
探すの、ひそかな特技なんです。

現代俳句協会青年部の機関紙「インサイトゥー」4号、発売されました。

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『In Situ イン サイトゥー』第四号 特集「読まれたかった俳句」
(2015年3月20日発行)

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目次(主要)

◆ 評論
中村安伸  「いい俳句」と「読まれたい俳句」  
堀田季何  句を解釈し評価すること        
千倉由穂  記憶と俳句                         
宮本佳世乃 けむりのこゑの降りつづく―「読んでしまう俳句」

◆ シンポジウム「読まれたかった俳句」
 パネリスト 井上弘美 高山れおな 外山一機
    司会 神野紗希
    資料( 二〇句選・プロフィール・自選一〇句)

◆ 評論
田島健一  「俳句を読む」ことについての息継ぎのないパラグラフ    
小山森生  多義性とフェアネス―俳誌『クプラス』創刊号を読みつつ考えた―
橋本 直  「詠む自由」について―鶏頭を巡って―            
        
                        ( 表紙・本文デザイン 中村安伸)

定価1,000円(税込)
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去年11月に行われた、青年部主催のシンポジウム。
2000年以降の平成の俳句について、一句一句俎上に挙げて作品を読んでいく中で、この15年の俳句がいったいどんな形をしていたのかということをあぶりだしていければ、という内容で、私も司会を担当しました。そのシンポジウムの内容がほぼすべて読めます。
たとえば、

戦争がはじまる野菊たちの前  矢島渚男

という句を肯定する井上弘美さんと、疑義を呈する高山れおなさん(と私)。意見が分かれて各人の俳句観がぶつかる中で、俳句の輪郭が見えてくるかもしれないし、もっと朧になってゆくかもしれない。

最近の俳句って、どんな句があるの?
何が話題だったの?

そんな素朴な疑問に答える記録になっていれば嬉しく。
各評論も、「読む」という無意識下の行為に、丁寧に迫っています。

お申し込みの方法は、とりあえず二つ。
いずれも、送料税込1000円です。

①現代俳句協会青年部宛メールにて、
郵便番号・住所・お名前・希望冊数をお送りください。

insitu201112@gmail.com 

②スピカのお店でも売ってます

スピカのお店 インサイトゥー4号

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