『SPUR』のこと(紗希blog)

る理&ま綾(野口姉妹)。なにやら考え事をしている。
句会に出す俳句をつくっているのです。

この日は、女性モード誌「SPUR」12月号「モードなわたくしがここで一句」の取材。
集まったのは、20代女性俳人、10人ほど。
私たちが作った俳句から、スタイリストさんがコーディネートをして、
写真を撮り下ろし、それが雑誌の記事になる。
その特集のために、「ファッションに関する俳句」というしばりで、
代々木のカフェで句会をしたのでした。

女性ファッション誌に、俳句が載るなんて。
俳句に、それに見合う力があるのは分かっているけれど、
同時に、俳句が世間でどう思われているかもわかっているので、
なんだか信じられないって感じだ。

カフェのごはん。ハヤシライス。
こまごまいろいろあるのが嬉しい。

俳句となにかがコラボレーションするとき、たいていは、
ちょっとがっかりすることのほうが多い。
それは、俳句が利用されているという風に感じるからだ。
たいがい「ちょっと和なかんじ」を出したいときに、
俳句が引き合いに出されたりする。
そして、そういうときは、俳句の作品は、結構おざなりにされることが多い。

でも、今回の特集は、作品をメインに据えてくれ、
写真も、句の世界をしずかに支えてくれるような、シンプルなものだった。
俳句が、価値を下げないままに、ちゃんと、俳句として輝いていた。
スタイリストさんも、写真家さんも、編集の方も、やはり、プロはすごい。
一流の方に仕立ててもらって、逆に、
俳人としてきっぱりと胸を張れるような俳句をつくろう、と思いました。

「SPUR」は現在、書店やコンビニで発売中です。
私の句も、2句載ってます。

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そのほか、近況。

○角川「俳句」2011年11月号に、「山口優夢句集『残像』一句鑑賞」書いてます。

○俳句同人誌「―俳句空間―豈」52号(2011年10月、最新号)の特集「前衛は生きているか、伝統は死んだか」に、論考「前衛俳句を疑う」を書いてます。いまの“前衛”がどこにあるのか、いまの若手の傾向など含めて考察しました。あれ、豈って、そういえば、どうやって買えばいいのだろう(どなたか教えてください)。

○「ふらんす堂通信」130号に、る理ちゃんとともに「俳人インタビュー」していただいてます。

○。『第14回俳句甲子園公式作品集』(2011年11月1日、NPO法人俳句甲子園実行委員会)に、10句評。地方大会に提出された全国の高校生の俳句に全部目を通して選んだ句に、評を書きました。雑誌は、「俳句甲子園に発表されたすべての作品が読めるような本がほしい」との要望にこたえて、OBOGが主体となり編集したものです。残部わずか。

○ちなみに、今週は10日(木)に、「卯波」に出てます。
ちょっと飲みたいという方(もちろんゆったりと飲みたいという方も)、ぜひ。

席が空いているかどうかの確認は、卯波tel: 03-6228-6898 まで!