2013年5月16日

書斎ある事誇らしき昼寝かな

きりんの家16日目「書斎があって嬉しいな」
きりんの家16
大好きな本棚。

二つしかない部屋のうち、一つはフローリング、一つは畳の部屋、俳句のためには必要でしょうと、畳の部屋はまるまる書斎として使わせてもらってます。ささやかなれど夢の書斎、あぁ嬉しい。

一人暮らしをしている頃、恋人A子は我が家には全く近寄りませんでした。すなわち、痒いと、古本が痒くて臭いと。あなたの部屋に行くと病気になると…。

A子はよく麒麟はおじいちゃんの匂いがすると言っていました。意外と気にするタイプなので耳の裏までゴシゴシ洗ってるんですが、と言うと、そうじゃないと、あなたの服は臭い、というより古本と同じ臭いがすると言うのです。何を言うか宝の山であるぞぉ!と思いつつ、旧麒麟の部屋、人間が住んではいけないレベルまで汚く、引っ越す直前には肺がヒュルヒュル鳴る(僕は小さい頃喘息だったので汚い空気に弱い)ぐらい汚かったです。

恐らくA子との結婚、同居が一年遅れていたら、僕は肺の病気や皮膚病にかかっていたと思います。自分の家が汚いから家に居たくなく、村上さんの綺麗な家にしょっちゅう転がりこんでいたのでした。

俳句関係の方々がA子の体を気遣ってくださり、空気清浄機と掃除機を贈ってくださいました。あぁありがたや。

A子ちゃん今日のとかどう?

「俳句の本はなんで匂うのかしら」

タハハ

じゃ、また明日