少年の肩の鋭し大花火
この8月3日4日は全国各地で花火大会やパレードが行われていた。
高校生達は総合文化祭で長崎に集まっていたようなので、教えに来てほしいという依頼もなく、珍しく中四国を飛び出し、福井県「若狭」で行われる火祭りに行ってきた。僕の名前も若狭。場内アナウンスで何度も名前を呼ばれた気になり、落ち着かなかったのも旅の一興。
実は十年前、僕が高校生のときに参加した総合文化祭は福井で開催された。恐竜博物館に行ったり「詩のボクシング」を生で見たりしたことが強く印象に残っている。今年、十年ぶりに訪れることになったのは運命的な巡り合わせのような気がして、ノスタルジーを感じた。
火祭りでは6001発もの花火が打ち上げられた。海上いっぱいパノラマに広がる花火を見ると、これが「大花火」というものなのだろうと思った。夕焼けや夕立など、「大」がつけられる季語は多々あるが、「大」でなければならない理由は実体験してみないとわからない。