身の内にサナダムシ生き十三夜
94・0キロ(9月13日計測)
自分の中に自分でないものを飼うのはどんな気分だろうか。
全然違うのに萩尾望都の「半神」を思い出してしまう。それは体の一部がつながって生まれてしまった双子の姉妹の話。主人公は栄養を全部美しい妹にとられていつもかさかさの皮膚をしている。愛憎劇、というと陳腐だが、人間の業を鋭く描いた傑作だ。
まあ、谷くんによればどんな人でも体重のうち1・5キロくらいは腸内細菌らしいので、そもそも自分の体は(生物学的な意味で)自分だけのものではないわけだけれど。でも、自分の意思で自分の中に自分でないものを入れるのは、僕はイヤだな。