2011年7月11日

田舎者諸君!闇も月夜も!田舎者諸君!
 
「うーん…」飼い主の御中虫が何やら難しい顔をしている。
「なあ、ノニノニ君。盗作は悪だと思うかね」
「盗作したの?」
「うん 一部盗作」
「え」
「この句のさ『田舎者諸君!』ってゆうフレーズ、あたしが考えたわけじゃないんだよね」
「えええ」
「昔なんかの本で読んでさーなんか気に入って心に残ってたんだよな。でもそれが誰の何と言う本だったか思い出せない…」
「それって盗作になるのかなあ」
「わかんねー。一句まるまる剽窃したら明らかに盗作だけど、どっかのだれかの小説の一部単語を使って俳句をつくるのはインかアウトか?」
「微妙ですな」
「ね。でもあたしはこの俳句はぎりぎりインだと思うんだよなー。たぶんあたし以外書かない俳句だしなー」
「でもこの記事読んだ読者は、不埒者!って、怒るかもしれないよ」
「いーよ、別に。親愛なる田舎者諸君に嫌われたってあたしゃ屁でもないさ」

そういうことを言うから反感を買うって、わかってんのかこいつ…。
  
  

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