2015年6月18日

黒南風を呼び出している姉妹なり

写真g_0618

私はイチャルパの時に、自分の名前と少し前に亡くなったばかりの伯父の名前を書いていた。片付けの合間、レラさんに、何が見えたのか尋ねてみた。
「あなたの守り神は、おばあさんだよ。この旅は良いものになる。そして、あなたの伯父さんは、軍人のような肩のいかった服を着ていたよ。もうちゃんとあの世で暮らしているよ」
と言う。誰にも伝えていなかったのだが、伯父は警官だった。棺桶の上に肩にモールのついた警察官の礼服をかけていた。確かに、軍人のような姿に見えるかもしれない。信じる信じないということではなく、そういうこともあるんだなと思った。伯父はあの重い礼服をきちんと着ていったのかと思うと、なんだかおかしかった。
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私に続き、今日は三つ下の妹の誕生日だ。小さい頃、この重くてあったかいのが私の妹なのかと、可愛くてよく抱っこをしていたことを覚えている。そんな妹もいまや私の背丈を越え、並ぶたび何事かと思うばかりである。