2015年9月8日

呼び鈴に目覚めて水の澄みてをり

武蔵五日市駅を降りて秋川渓谷に吟行に行ったら、鳩の鳴き声を聴いた誰かが「山鳩だね」と言ったので、実家の周りに棲んでいた鳩はすべてタダの鳩ではなく山鳩だったということがはじめてわかった。よくよく思い出してみれば、実家の周りの鳩と隣駅の鳩は見かけが違った。我が家はヤマハト的にフロンティアに位置するのかもしれない。

ぼくは今まで程度の軽い田舎の出身だと思っていたが、いよいよ田舎のような気がしてきた。春には畑からなびいてきた煙のなかを電車が走っていく。やっぱり田舎かもしれない。