2015年10月12日

この国も水を争ふ辻に花

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少し下がって、棚田脇の水路沿いの道を通って、ガイドの親類の家に向かっています。昔ながらの生活をしているとのこと。さらさら流れる水路の下に広がる水田は、日本のそれとほとんど変わらない。水争いはあるのか、と聞くと、ある、とのこと。争いがあるなら、内輪の結びつきはより濃いだろう。道ばたの雑草も日本に似ているものがあったので、手をかるく握り、ちぎった葉っぱの中央を人差し指と親指でつくった輪の中に入れて空間を作り、逆の手で叩くとパンって大きな音が出る子供の遊びをやってみせたら、ここでもやってるそうで、みな笑顔になった。違うのは、斜面の雑木林にバナナやコーヒーが混じっているところ。コーヒーはスペイン人が植えていったとか。ところどころでイフガオ・フラワーと呼ばれる鮮やかな色の植物が植わっていて目に付く。彼等には重要な花だそう。たしか、その昔の狩った首をそうした代わりに植えているというようなことを話していたのだけれど、あまり詳しくはわからず。