2016年4月4日

セーターの娘に借りるパリの部屋

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2月1日(木)。現金の持ち合わせがないので、連絡はホテルの電話を使い、朝食もルームサービスにしてクレジットカードで精算する。Kさん、フリチャーさんとの待ち合わせまで、近所を散歩してみる。リュクサンブール公園、また戻ってきてセーヌ川沿いを歩く。想像していた通り、セーヌ川はどんよりと濁っている。11時、Kさんと落ち合う。両替を済ませて、アパートに向かった。しかし、やはり部屋の場所がわからない。結局、サン・ミッシェル広場から電話してフリチャーさんに迎えにきてもらう。すぐにカラフルなセーター姿の女性が現れた。案内された部屋は、2階の一番奥、通路が闇に呑み込まれているように見えたその先だった。Kさんが万事話をつけてくれて、スムーズに部屋を借りることができた。誤算と言えば、部屋代のほかに同額の保証料を預けなければならなかったこと。トラベラーズチェックにしてきたユーロのほとんどを取り上げられてしまった。
夕刻、新凱旋門近くのKさん宅にお邪魔する。エスカルゴや兎肉のローストをご馳走になった。