2016年4月28日

部屋の鍵返し春空振り仰ぐ

2月21日(水)。オレンジ、梨、クッキー、これがパリでの最後の食事。8時50分にKさんが来てくれて、管理人さん宅へ。3階はひと部屋だけですぐにわかる。預けてあった保証料を返してくれる。部屋の点検について聞くと、もう見たから良いとの返事。話が早くて助かる。部屋へ荷物を取りに戻って、鍵を返す。食料などはKさんに引き取ってもらい、管理人さんには俳句を書いた色紙を進呈した。
サン・ミッシェル・ノートルダム駅のホームでお世話になったKさんに別れ、空港行きの列車に乗り込む。車窓は次第に曇り空に。土手に連翹が咲いている。沿線のアパートが落書きで汚されているのが目につく。10時15分にシャルル・ド・ゴール空港到着、アエロフロート250便に搭乗し12時5分出航。あっけなくフランスに別れた。