2017年6月3日

フラワーマンの息子は寝冷えするフラワー

なんとなく「書くこと」について「書いて」しまう。それは、何かを「理解しよう」と思っているからだろう。楽しみは「書くこと」そのものにあるはずなのに、つい「書くこと」の外側に立って、「書くこと」を「書いて」しまう。
それは「書く資格」の問題ではなく、「書く動機」の問題だ。
何かに「ついて」書いているとき、自分はその「何か」の外側に立っている。そうしてあたかも自分がその「何か」について書くべきことを持っているかのように、書いてしまうのだけれど、本当にそこに「書く動機」はあるのだろうか。

フラワーマン興奮する友人霊長類最長危うい未来

フラワーマンというのは花が咲いている人のことか。からだじゅうに色とりどりの花を咲かせて立っている。想像するとちょっと気味悪い。光合成とかするのか。なぜか興奮する友人。
「フラワー(花)」+「マン(人)」。
そういえば子どものころ「キン肉マン」という漫画に夢中になったことがある。あれに登場する「超人」たちは、いろんな「モノ」に「マン」がついてキャラクター化していて、なぜかプロレスで戦うという愉快な漫画だった。「チエの輪マン」とか「ウォッチマン」とか「バイクマン」とか。「ベンキマン」というのもいた。「ベンキマン」は体が「和式の水洗便器」で、相手の超人を体の便器に流してしまう、というとんでもない奴だった。和式なのが素敵だ。
余談だが、個人的には「ステカセキング」というポータブルオーディオプレーヤーがモデルの超人が好きだった。あいつは、確か「七人の悪魔超人」のひとりだったか。「キン肉マン」の話をするといくらでも話したくなる。興奮する。

で、興奮するのはフラワーマンなのか友人なのか。友人だと理解しよう。しかしこの「友人」も突然でてきて、いきなり興奮しているのだから、ずうずうしい。
友人を興奮させているのはフラワーマンなのだろうか。「フラワーマン」という言葉には人を興奮させる何かがある。

ところで「霊長類最長」というのはちょっと解りにくい。何が「最長」なのか。ちなみに「霊長類最強女子」といえばレスリングの吉田沙保里選手のことだそうである。すごい肩書きだ。なんか「キン肉マン」といい「吉田沙保里」といい、レスリング関係の話ばかりですわ。でもここは「霊長類最長」だから。「最長」。いったい何が長いんですかね。

そして、未来は危うい。霊長類も、フラワーマンも、キン肉マンも、吉田沙保里も、ステカセキングも、あなたも、僕も。

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