2011年9月18日

長き夜の添い乳汽笛とどく部屋

「添い乳(そいちち)」とは、添い寝をしながら授乳をすることです。私は夜中の授乳の時、あまりに眠くて抱いた娘を落としそうなときに添い乳することがあります。
この添い乳、飲んだまま寝てくれればラッキーなのですが、一緒に横になっていると私もうとうと…娘の方にうっかり倒れてしまわないように気が抜けません。他の家族が寝ている手前、電気も点けられないので、音を絞ったテレビ等で気を紛らわせています。
実家のある島は元々静かですが、夜中になると更に静かです。車の音もしなくなり、虫や風の音がよく聞こえます。それが子守唄のように私の耳に響いて…。睡魔と闘いながら、添い乳の娘が満足して眠るのを待っているのです。