2012年2月27日

水温む睡魔は肩のあたりより

松浦理英子の『親指Pの修業時代』で、
ヒロインの恋人の家の向かいに作曲家が住んでいて、
ある日ヒロインのリクエストにこたえて
“After Hours”を弾いてくれる、というシーンがあった。
中学生の頃にこの本を読んで、
へえ、どんな曲だろう、聴いてみたいな、と思っていた。
同じ頃、『VOW!』シリーズにハマって、
常連投稿者に「東京都/アフターアワーズ」という人がいて、
やっぱりこれもあの曲からきているのかな、
ますます聴いてみたいな、と思って、でも聴かずにいた。
去年、The Velvet Undergroundを
ちゃんとアルバム単位で聴いてみようと思って
MDに落とした1stアルバム以外の
オリジナルアルバムを買いそろえてみた。
3rdアルバムに“After Hours”が入っていて、
へえ、こんな曲なんだ、
へえ、へえ、へえええええ、とニヤニヤしながら聴いた。

ということです。

今日のおやすみBGM/The Velvet Underground“After Hours”