2012年3月17日

春の月 闇・道化師のサギーは燃え

前略
 今夜は、すこしなつかしさを感じる場所にいます。この場所が、かつてよくやったカードゲームのことを思い出させるからでしょう。コナミの遊戯王デュエルモンスターズです。
 遊戯王カードは、平たく言えば、基本的には、キャラクターのカードを戦わせながら、相手プレイヤーのライフポイントをゼロにすることを目指すカードゲームです。絵もそれなりに描きこまれていて、キャラクターも、本当にかっこよく描かれたものから、思わずクスッとさせられるユーモラスなものまで、種類に富んでいて魅力的だったし、基本のルールもそんなに複雑じゃなく、とっつきやすくて、友達とよくやったのを覚えてます。
 闇・道化師のサギーは、生贄にするくらいしか用途がない弱いモンスターなんですけど、なんだか憎めない顔をしてるんですよね。あの色使いと顔のゆがみ具合が好きでした。カードはたくさんあつめたんだけれど、どうしたんだっけか。捨ててはないと思うのだけど。
 では、また明日。

草々

3月17日

“遊戯王カード帖”より
福田若之