ポーランドウォッカ胸に火花のごとく落つ
お気づきかもしれないが、ここまで、ほとんどスウェーデン人が登場していない。実は、留学生は留学生向けの寮に入れられるので、スウェーデン人に会う機会を作るにはもうワンステップ必要なのだ。この現象は日本も例外ではない。留学生と日本人を交流させる仕組みを、もっと作ったらいいのにと思う。そうした願いから、東京や京都にゲストハウスが少しずつ増えているのだろうか。
僕のコリドーの国籍は以下。中国4人、フィンランド、ドイツ(2月帰国済み)、フランスが2人。バングラデシュフランス、バングラデシュが2人、イラン、ブラジル、日本がそれぞれ一人の内訳である。日本を離れる前に、こんなに色んな国の人と会えるなんて想像もしていなかった。そりゃそうだ。日本と交換プログラムがあるくらいだからいろんな国と提携してるに決まってる。ヨーロッパの大学は「エラスムス計画」といって、様々な国同士で関係を結んでいるのだ。
留学はサバイバルだ。とにかく「友達」と「情報」の収集戦である。が、コリドーを共有していると、少し楽になる。彼らを最初のきっかけとして、人間関係を広げられるからだ。
しかし、最初のうちは苦労した。「どこから来てるの?」「○○だよ!」「へえ、そうなんだ!どんな国か教えてよ!」「何について知りたいの?」質問が茫洋としすぎていて応えられず、会話が終了してしまう。いったい僕は何が知りたいんだ?物心ついてから行った海外は、大学一年生の時に行ったベトナムのボランティアだけだった。僕は世界のことについて、あまりにも知らなすぎる。
しかし、気づくのに早いも遅いもない。それを教えてくれた人がいる。その人については、後で触れることにする。