2013年1月6日

水仙や嘆きは他人(ひと)に他人事で

 めでたき新春詠を続ける筈が一週間近くなっても、パッとしなくて我ながら、あらあらと思う。しかし自分ではパッとしてないから不愉快、というほどじゃない。
 ですけど私が幸せに元気でも憂鬱でも、切ないとか淋しいとか、ラッキーッとかVサインしても、世の人にとっては当然のことながら他人事で、それは分かってます。
 それは逆に、誰かの幸いも深い悲しみも、私にとっては他人事であるということで、それはとても淋しく思われる。
 ところで、冬の晴れた日の空は乾燥しているから、とても綺麗。松の内の夜空は本当に澄んでいて星が大きい。一日に一度、何かを美しいと思うことが出来れば、生きていける。