「ずぶ濡れ」という表現から、電車がひとつの生き物のように体温をもって感じられる。ずぶ濡れの電車、どこを通ってきたのだろうか。曼珠沙華を取り合わせたことで、彼岸をくぐってきたような、息を吹き返してここにあるような、そんな感じがする。
第三句集『妣の国』(ふらんす堂・2011年)より。
「ずぶ濡れ」という表現から、電車がひとつの生き物のように体温をもって感じられる。ずぶ濡れの電車、どこを通ってきたのだろうか。曼珠沙華を取り合わせたことで、彼岸をくぐってきたような、息を吹き返してここにあるような、そんな感じがする。
第三句集『妣の国』(ふらんす堂・2011年)より。