噛まずとも舐めているだけでも、味がある「葡萄」。
噛んでしまっては味わえないこの味を楽しんでいるようだ。
それも、噛みつぶせば果汁が口いっぱいに広がるという昂揚感を知っているからこそ。
「葡萄」をもてあそんでいるようでまた、「葡萄」にもてあそばれてもいる。
「秋口」(『俳句あるふぁ 7-8月号』毎日新聞出版社、2015)より。
噛まずとも舐めているだけでも、味がある「葡萄」。
噛んでしまっては味わえないこの味を楽しんでいるようだ。
それも、噛みつぶせば果汁が口いっぱいに広がるという昂揚感を知っているからこそ。
「葡萄」をもてあそんでいるようでまた、「葡萄」にもてあそばれてもいる。
「秋口」(『俳句あるふぁ 7-8月号』毎日新聞出版社、2015)より。