2016年2月24日2016年2月13日 雪の窓料理に皿も尽く頃の 生駒大祐 心づくしの時間を過ごして、足りた心で見つめる窓に雪。 「雪の窓」という現在から、食卓を囲んでいた直近の過去へと優しく心が広がってゆく。 もう、言葉もいらない。 二度現れる「の」が、沈黙を深くしている。 同人誌「オルガン」最新4号より。