昭和40.11.30笛発行所発行
『たかし全集第一巻』より
浅草のいつものゴチャゴチャしているお店でA子と、近くでぶらぶらしていた村上さんと落語を聴きに行っていたらしい敦子姉を呼び寄せ、あと未来図からいつもの二人が楽しげにやって来て合流し、はい、ワイワイやりました。
その夜は浅草サンバの夜でしたから近くで打ち上げをしていてどこも握わってました。
サンバの打ち上げ、もちろんリズムはサンバ、そこに村上さん33歳、村上さん33歳が阿波踊りみたいなリズムでフラフラとサンバグループに近寄って行くではありませんか。あと未来図の愉快な姉さんがバブル時代のようなダンスをしながらやはりサンバグループへ…。
村上さんがなにか交渉してサンバグループから太鼓を連れて来るではありませんか!!
マジかよ、やめてよ、また変な事して…と敦子姉さんとA子とドキドキしていると…。
どうも村上さん、僕とA子が新婚であるので、一曲頼むと連れてきたみたいでした。
めでたい曲を数曲リクエストして、僕らはモツ煮やエイヒレ噛んでる酔っ払い、千円札をイェーイ!とか言いながお礼にサンバさんへ渡し愉快な夜を過ごしました。
村上さん「あなたね、きりんのへやに出てくる僕、なんであんな丁寧な言葉遣いなの、あんなんじゃありませんよ」
似ていると、思いますよ♪
また浅草行きましょ、次は始発でなく普通に帰るか素直に泊めてください。浅草で遊ぶのは楽しいもんです。
じゃあ松本たかし読みましょう。
今日は『野守』からです。
我が如く彼もありけり菊に訪へば
茅舎を訪ねた句みたいです。体が弱い、芸術肌、気が合ったんでしょうね、何話してたんでしょうね。
銀杏散りひろごる中に藪もあり
色々ある
羽子の村囲む山には梅椿
虚子の梅椿、立子の梅椿、そしてたかしの梅椿。
何処までも一本道や桃の中
まっすぐな道で嬉しい、ってなとこでしょうか。山頭火風。
暑にまけて残暑にまけて萩の花
あー、鎌倉を、出たくない。
身を包む月の浴衣や世は情
なんか、辛い事でも…。
門前の小さき枯野のよき日和
あまり明るいのは好きじゃありません。これぐらいの優しさが安らぐ。
あら、読み終わってしまいました。
短いんですよ、この句集。
じゃ
ばーい