素敵な今夜⑦

昭和47.3.1発行 浜口今夜句集『今夜句集』

友達の千方さんが卯波で田中裕明賞のお祝いをしてくれました。
ずーっとひたすら、俳句の話をして、同門の友達というのは良いもんだなと思いました。

いつも結社の句会が終わると僕はピューッと帰る事にしています。

でも別に、友達が居ないわけじゃないんだぜ。

えーと、今夜さんの続きです。なんとなくもう七回目です。

膳椀のくらきにあそぶ油虫

う、うわぁ!

油虫すくめば柿の種のごと

う、うわぁ!

蠅飛べば蠅虎も居りなほる

ぶーんとぴょん。夏を感じます。

萍のものを避けつつ流れけり

別に楽しい事でも無いんだけど、こういうのが楽しくなってくるので、俳句は良い。

虹消えてもとの遊びにかへりけり

あぁ、なんて虹らしい。

螢火や松もろともに古りし家

松も家も、もちろん人も。

ぬなは婆一人二人は若けれど

十四五人は若くない。

紙魚くへる金瓶梅の下巻なし

しかも無いし。どうしても読みたいわけでもないけど、的な感じが良い。

穴を出づ蟻の大きな頭かな

いつまでも、蟻とか見て喜んでいたい。

じゃ

ばーい